chobishibaにっき

どこかに行ったりやったりしたことの記録

福岡Ruby会議02に参加してきました

regional.rubykaigi.org

そうだ、福岡に行こう

今年は色々あってRubyKaigiもRWCも行けなくて、どこか地域Ruby会議に行きたいなと思ってたところ福岡Ruby会議開催を聞いたものの博多方面行ったことないからなぁ…と二の足分でたら(福岡は太宰府と某データセンターにしか行ったことがない)家族から行かないか?と誘われいくいくとついていきました(宿と交通手段全部手配してもらった)。結果仕事のおやすみもとって4日間福岡に滞在しました。

発表(抜粋)

Rubyで書くParser (自力かライブラリか、それが問題だ)

Parserを自作するという試み。「仕組み」を言語化して一つ一つ実装していくのが面白いなと思いました。 実装(考慮)してないものは動かないというのが当たり前なんだけどよくぶつかることでわかる…となってました。 長くやってると段々使えるものじゃないと、とか、車輪の再発明は…とかそういう考えになってきてたのですが、趣味のプログラミングがあったっていいんじゃないか作ることで深まる理解はどんなことにもあるんじゃないかということで発表の後趣味のアプリを久しぶりに作り始めました。

Railsチュートリアル を支える継続的組版技術 - Continuous Integration for Ebook

いつもお世話になっていますなRailsチュートリアル。継続的に組版するための工夫を発表されていました。確かに組版は特に表にしたりするとはみ出したりわりと大変なことあるし、分厚いものだと更に大変。 無料で公開されているけどダウンロード版もある予想外のことだったそうですが「無料で見れるけどダウンロード販売で買う人がいる」確かにありがとうの意味で買うこともあるし、いいものだとどんな環境でも読めたほうが嬉しいというので買うのは確かにある。 何度も繰り返すことは力技でやらず仕組みをちゃんと考えてやらないと続いていかないことを、そこを面倒がってはいけないと改めて思いました。 技術書典は気になってるので今度あったら覗きに行ってみたいと思いました。

スポンサーLT

へーコレもRubyで開発されてたのか、みたいなことが毎回起き、いつかどこかで関われたらいいなーというお話もあり興味深く見ました。今回は同僚が参画してたプロジェクトも社名入りで紹介していただいていてありがたや。うちはサービスの会社でないので先方のご理解ご厚意がないとなかなか手掛けたことを外に出せないので本当にありがたいです。(ロリポップマネージドクラウドとても気になる。β版使ってみたい)

小学校効果

廃校になった小学校(大名小学校跡地)を再利用した施設での開催だったので、発表聞いていても授業を受けている気分3割増な環境だったのですがそのおかげでわからないことがあっても後で聞こう、調べようといつもより前向きに思える場所でした。

教育カリキュラム

RWCで社長が社内教育についての発表をしたり、教育カリキュラムの公開をした関係でこちらについて声をかけてくださる方も多かったです。 実際カリキュラムを導入して下さった会社さんや、社内でやってるという方にもお会いできて来てよかったと思いました。 私自身はこのカリキュラムを作った中心メンバーではないのですが、作っている過程は見ていたのでこういう声(反響)は届けたく戻ってさっそく社内にフィードバックしてました。

もう一度Rubyに出会う

Rubyを始めたばかりの方に会ったり、どうやったらエンジニアになれますかと聞かれたり。何ができるからエンジニアだという明確な定義ってないと思うんですよね。エンジニアだと言えばエンジニアで、心持ちの問題というかそう思える自分であれればもうエンジニアだと思うんですよ(何年たっても自分ってエンジニアかな?と思うときは思うし)なんてことを考えたり話したりしました。 最初に教えてもらったことで今だからわかることがあったり、今だから伝えられることがあったり。とても初心に還れました。

懇親会

事前に好きなGemを選んで答えて下さいというのがあったのですが、懇親会会場ではgemのカードがランダムで配られ(私はUnicorn×5枚でした)会場内で交換するというミニゲームが開催されてました(東京Ruby会議10の缶バッチみたい) ただ交換するだけでなく使ったことのないgemを持ってたら使ったことのある人に聞いたり、それぞれ自分の思う最強デッキを作り上げてたり、周りの人にカードの交換すすみました〜?とかどんなの集めました〜?とか声かけてそこから話が進むのがいいなと思いました。 私の持ち札はUnicorn/Rails/Sinatra/pry/activesupport となりました (馴染みの観点からSinatraをBundlerあたりとかえたかったのですが話に夢中で終わりました) その後好きなGemの投票結果が発表され、無事1位のpryのカードを持っていたので景品をいただけました(提供ペパボさんだったのでロリポップコンテナに入ったハッ●ーターン)。

参加者50人くらいだと思うんですがこのくらいの規模だと人とも話しやすいかもなーと思いました。 だいぶお酒の進んだ状態で御社の受託開発に関してお聞かせ下さいとか言われたのですがちゃんと答えてたかな……続きは会社のお問い合わせフォームからどうぞ……

子連れで参加できるカンファレンス

同僚がお子さん(11ヶ月)連れでの参加だったのですが、両手広げたらハグしてくれたのがたまらなく癒やされました(もう少し大きくなるとこうはいかないので…今だけだってわかってるので思う存分) Rubyのコミュニティで子連れもだいぶ見慣れた光景になってきた気がします。この前お腹にいた子が生まれてたり、歩いてたりするから時の流れを感じながら自分はちゃんと成長できてるかなと内省のタイミングになったりもします。 パパさんママさんには参加して欲しいし会いたかったりするわけなので、体調崩したりもせず(子供にとって)退屈なところによく来てくれたと感謝の気持ちです。 今回もちょっと子供が声をあげても実行委員長が「あのくらいの子はあんなものですよね」ってさらっとコメントされてたのがとてもいいなぁとしみじみしてました。この状態が当たり前のカンファレンスでありコミュニティで有り続けたいな。

話したい話ができた

エンジニアリングの話とかしたいなと思ってもなかなか機会がなく、というか話してみてああ自分はこういう話がしたかったんだなという討論ができたり、この先の話とかめったにしない話もできてトータル向こう3ヶ月分くらいこの4日間で話した気がします。

地域Ruby会議

RubyKaigiだと参加人数も多くて本編のセッションの数も懇親会の参加人数も多くてぐったりくることがあるけど、このくらいの規模いいなと今の自分に合った規模を実感できました。

福岡最高

もう一度Rubyに出会えたし、新しい出会いもあったしご飯美味しかったし03があったら参加したい。 あとRubyじゃないコミュニティの方にも顔を出せて楽しかったです(奇跡的に開催時期が被った)。 お世話になった皆様ありがとうございました!